さくらんぼ

原産地:西アジア地方・ヨーロッパ地方 [バラ科]

さくらんぼの品種にはナポレオン・高砂・佐藤錦・紅秀峰・香夏錦・豊錦などがあります。代表品種としての佐藤錦は、果肉は乳白色で甘みと酸味のバランスがよく、食味に優れています。産地・品種によって異なりますが、2月頃から6月上旬頃までは温室栽培で、その後7月上旬頃までの短い間が露地栽培の時期になります。さくらんぼの一般的に種と考えられている部分は本当の種ではなく、果実の内側の内果皮という果肉の一部が木質化して硬くなったものです。本当の種は桃や梅と同様にこの固い殻の中にある「仁」というものです。

選び方
果皮に光沢があり、色が鮮やかなもの。果皮には斑点や黒っぽくなっているものや傷があるものはさけましょう。軸がしおれてないことも確認しましょう。
保存方法・食べ頃
さくらんぼは、できるだけ早くお召し上がりください。鮮度が味のポイントです。保存する場合は冷蔵庫の野菜室などがいいでしょう。ただし長く冷蔵庫にいれますと甘みが薄れてしまいますので要注意。
食べ方
2~3時間冷やしてそのままお召しあがりください。
さくらんぼは、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンCナどのビタミン郡、鉄分やカリウム、食物繊維など、色々な機能成分に恵まれた、栄養価の高い果物です。
  • はしり
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
                                                                       
  • 佐藤錦

    山形県東根市の佐藤氏により、生まれたさくらんぼの代名詞といわれる品種です。「ナポレオン」と「黄玉」を親にもち、ルビー色に輝く美しさと甘みが多く品質のよさが特徴です。

  • 高砂

    明治の初めに、欧米から「ロックポートピカロー」という名前で入り、その後名前が変わりました。6月はじめ頃から収穫され早く出回る品種です。