ベリー

ベリーの仲間のフルーツは種類が豊富で、レッドカラントやブラックカラント、ホワイトカラントなどのスグリ科、イチゴやラズベリーなどはバラ科、ブルーベリーなどはツツジ科などにと分かれているのが特徴です。果肉が小さめで甘酸っぱい風味は、共通しています。また見た目が可愛らしく、デザート、ケーキなどのトッピングとして重宝されています。ベリー同士は、相性が良いのでミックスしてジャムやソースなどにしてもいいでしょう。タルトの上にベリー類を敷き詰めても見た目も愛らしく美味しいです。

  • ブルーベリー

    ツツジ科スノキ属で、品種は大きく分けて「ハイブッシュ」「ラビットアイ」「ローブッシュ」などがあり、日本では「ハイブッシュ」と「ラビットアイ」が主流です。果皮は青紫色で「甘さと酸味のバランスのよい独特な風味が特徴です。生食用のほかジャムなどに加工して使います。ポリフェノールのアントシアニンが多いといわれています。

  • ラズベリー

    バラ科イチゴ属で別名「フランボワーズ」とも呼ばれています。品種が多く、果実が鮮やかな赤色や紫色、黒紫色などがあります。小さな球形の実の集合体で中は空洞です。コロンとしたかわいらしい形をしているので、ケーキなどにそのまま添えても生食用のほかジャムなどに加工して使います。

  • ブラックベリー

    バラ科イチゴ属。果実は未熟なものは赤色で、完熟すると黒くなり、小さな球形が集まったぶどうのような形が特徴です。実の中も果肉が詰まっており、ラズベリーとは異なります。生食もできますが、強い酸味と種が気になる場合は、裏ごししてジャムにするのがおすすめです。

  • カラント

    スグリ科スグリ属で西ヨーロッパが原産です。果実は丸い小粒で、透明感のある赤色、白色、黒色があるのが特徴です。ひじょうに酸味が強いので、ジャムや料理用のソースなどに使われます。

  • フィサリス

    ナス科原産地は、南米と言われています。見た目は日本のお祭りなどで見かけるほうずきのようで色は黄色です。別名「食用ほおずき」とも呼ばれています。外側のガクをはずし実を食べます。甘みと酸味のバランスはよく独特の食感と香りも特徴でジャムなどに加工しても美味しいく召し上がれます。