アフターストーリー「 鹿児島県産 トロピカルフルーツフェア 」
新宿本店では日本各地のこだわりを持って栽培されている選りすぐりのフルーツをご紹介しております。2025年5月16日(金)〜18日(日)に新宿高野本館B2フロアにて開催された「鹿児島県産トロピカルフルーツフェア」を「アフターストーリー」としてフェアの内容と様子、鹿児島県産のトロピカルフルーツの魅力、フェア期間限定商品をを改めてご紹介いたします。

(右)タカノフルーツパーラー「鹿児島マンゴーパフェ」芳醇な香りととろけるような甘さが特長の鹿児島マンゴーを飾りました。マンゴーパイングラニテ、マンゴーシャーベットにソフトクリームを合わせたシンプルな味わいです。
フェアでは鹿児島県産マンゴーと鹿児島県産パッションフルーツを使用したケーキやデザート、果実の特別販売を行い、タカノフルーツパーラーでは鹿児島県産マンゴーを使用したパフェをご提供いたしました。
5月16日(金)には新宿高野本店B1フルーツサロンにて、トロピカルフルーツを味わいながら楽しく学ぶカルチャー教室を実施。教室内で提供されたパッションフルーツの生果のソースをかけていただくデザートは「酸味がアクセントになって美味しい」とご参加されたお客様からご好評の声をいただきました。
南国フルーツ独特の濃厚な甘みとなめらかな口当たりは生産者の方々の苦労や工夫から生み出されています。
鹿児島県では安全・安心で品質が高く、糖度や着色等の品質基準を設け、「かごしまのマンゴー」というブランドとして完熟マンゴーの出荷に努めています。また、その中でも指定産地で特に厳しい基準をクリアした最高級品のマンゴーだけに与えられる称号が「夏姫」です。
鹿児島県のマンゴー栽培が開始されたのは昭和 61 年、奄美諸島にある喜界島の喜界町でした。平成 5 年には大崎町で産地化に向けた栽培が開始されましたが、当初は数年経つと劣化してしまうなど栽培には大変苦労したそうです。
改善の決め手は根にありました。根が自由に水分を取りすぎたせいなのかもしれないと、残っていた木を鉢に植えてみたところうまくいき、マンゴーは根域制限栽培に向いているとわかりました。また、樹を低く抑えて育成する低樹高栽培にすることで脚立で何百回と上り下りしていた作業を改善。現在は低樹高で栽培する技術が定着しています。このような生産者の方々の苦労や工夫の結果、美味しいマンゴーが出来上がります。価値ある「かごしまのマンゴー」をこの機会に是非どうぞ味わってください。
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芳醇で華やかな香りとほどよい酸味が魅力の「鹿児島県産パッションフルーツ」
パッションフルーツは、ブラジル原産のつる性多年生熱帯果樹です。和名は「クダモノトケイソウ」と呼び、パッションフルーツの花が時計の針のような形をしていることから名付けられました。パッションフルーツは熟してくると自然に落下して傷がついてしまうため、洗濯バサミで1つ1つ枝にはさみ、最後まで実に栄養がいくように大切に育てています。鹿児島県はパッションフルーツ生産量日本一を誇ります。JA鹿児島経済連は、パッションフルーツをより多くの人に知ってもらうため、出荷時期は5月から8月までですが、6月に旬を迎え、「時を告げるように爽やかな香りでそっと初夏の訪れを教えてくれる」という意味もこめ、「時の記念日」である6月10日を「鹿児島パッションフルーツの日」として日本記念日協会に記念日登録しました。(令和7年5月13日登録)上品な香りと甘酸っぱい味が魅力の「鹿児島県産パッションフルーツ」をご紹介しました。
かごしまの食ウェブサイト:
https://www.kagoshima-shoku.com/
