トロピカルフルーツ

原産地：熱帯及び亜熱帯地域

熱帯または亜熱帯原産の果物を一般的にトロピカルフルーツと呼びます。ほとんどのトロピカルフルーツは、食べ頃がありますので追熟させて食べ頃になってから食します。最近では、国内での栽培も盛んになってきましたので、国内のものは、完熟させてから出荷するものもありますので、すぐに召し上がれるものもあります。原産地の食べ方などを参考にしするといいでしょう。そのままの他ジュース、サラダ、料理、デザートなど幅広く楽しめます。色や形が独特の個性があるものが多いのも特徴で皮ごと器にしてみたりしても楽しいです。

ビタミン、ミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれているものが多いです。

はしり
旬

1月			2月			3月			4月			5月			6月			7月			8月			9月			10月			11月			12月

バナナ

キャベンディッシュという品種が中心です。栄養価が高く身近なフルーツとして扱われています。消化も比較的いいので、スポーツ選手の栄養補給にもよく使われています。味は甘みが強い濃厚な果肉で酸味があまりありません。そのままでも牛乳や豆乳と合わせてジュースにしたり、パンにピーナッツクリームと一緒に挟んだりしても美味しく召し上がれます。
パパイヤ

日本には明治時代に伝来し、沖縄や小笠原諸島、鹿児島などで栽培が始まりました。パパイヤは別名「木瓜（もくか）」または「乳瓜（ちちうり）」ともいい、沖縄県や熱帯諸国では、緑色の未熟な果実を野菜として食べる習慣があります。パパイヤの代表的な品種は「ソロ種」です。熟すと果肉は黄色くなり、果肉はねっとりとした食感で甘みがあり、独特の香りが特徴です。
キウイフルーツ

原産地は中国揚子江沿岸地帯といわれております。20世紀初頭、中国に訪れた旅行者によって種がニュージーランドに持ち込まれ、品種改良されて現在のキウイフルーツの原種が誕生しました。1950年代に形がニュージーランドの国鳥である「キウイバード」からこの名前が付いたと言われています。果肉は美しいエメラエルドグリーンで甘みと酸味のバランスが良く、種のプチプチとした食感と合わせ、さわやかな味が口いっぱいに広がります。
ドラゴンフルーツ/ピタヤ

見た目の派手さが印象的な南国の果物「ピタヤ」。サボテンの果実で果皮が竜のウロコのように見えるため「ドラゴンフルーツ」とも呼ばれています。果肉の中にはゴマのような種子が散らばっていて、果肉はやわらかくサクサクした食感です。味はさっぱりとした甘さで酸味はほとんどありません。白い果肉の「ホワイトピタヤ」と赤い果肉の「レッドピタヤ」があります。
チェリモヤ

チェリモヤは、マンゴー、マンゴスチンとともに世界三大美果といわれている果物です。白い果肉は濃厚でねっとりとした舌触りをしていて、味は甘くてやや酸味があります。バナナ風味やパパイヤ風味、パイナップル風味など、いろいろな果物にたとえて表現され、「森のアイスクリーム」とも呼ばれます。
スターフルーツ

スターフルーツは、カットした断面が星形（五稜形）に見えることからこのような名前が付けられました。黄色い果肉はジューシーでほんのり甘酸っぱく、サクサクとした食感です。フルーツの盛り合わせやサラダなどに加えれば華やかなアクセントになります。
ザクロ

国産のものの流通は少なく、ほとんどが輸入されています。果実の中には、赤い小さな粒がギッシリ詰まっていて、その粒を食べます。すっきりとした甘みとほどよい酸味、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。顆粒の中に種があります。
パッションフルーツ

さわやかで甘酸っぱい濃厚な香りが特徴のパッションフルーツ。表皮にシワが出たら食べ頃です。半分に切り、種を包んだゼリー状の果肉と果汁を種ごと召し上がってください。
椰子

実の外側はとても硬い皮でおおわれていて、内側には細い硬い糸がかたまったような繊維質の部分があります。その内側にはもっと硬い殻があって、その硬い殻の中に胚乳という、飲むことができる液体が入っています。胚乳は、実が熟すと白く固まり料理などにも利用できます。
ドリアン

「果物の魔王」ともいわれているドリアン。ドリアンのかたい殻の中は5つの部屋に分かれていて、その中にかたい種子が1～3個ほど入っています。その種子を包むように淡黄色の果肉（仮種衣）があります。果肉は甘味がありねっとりとしていて、舌触りはクリームチーズのような感じです。独特の香りと濃厚な味わいは好き嫌いが分かれるところです。
モンキーバナナ

「セニョリータ」という品種のバナナで、ずんぐりとした形で長さが7～9cmほどの小さくてかわいいバナナです。皮は薄く、果肉はやわらかくて濃厚な甘味があります。小さいので、スナック感覚で食べられるバナナとして小さな子供にもお勧めです。