ぶどう
ぶどうは欧州種と欧米雑種に大きく分けられ、さらに外皮の色でマスカット・イタリアなどの緑系、甲州・ルビーオクヤマ・甲斐路・赤嶺などの赤系、巨峰などの黒系があり、近年は桃太郎、シャインマスカットやピオーネのように大果系で種無しのぶどうが人気になっています。ぶどうには果皮にブルーム(果粉)と言う果実自体が作り出す白い粉の付いているものがありますが、これは果実が雨や霧からの病気を予防したり、水分の蒸発を防ぎ、新鮮さを保つ働きをする為の大事な自然現象です。
日本はぶどうが嫌う湿気が多い為、乾燥地帯によく似た栽培条件に近づけるように、つるをはわせる棚栽培を考えました。平安末期に甲州ぶどうが棚栽培されたように、ぶどうの棚栽培には日本独特の長い歴史があります。
- 選び方
- 粒の色が濃く、みずみずしくてハリのあるものを選びましょう。表面にブルーム(白い粉)がついているものは新鮮な証拠。軸は青みがあり太いものがおすすめです。
- 保存方法・食べ頃
- ぶどうはなるべく早く食べるようにしましょう。すぐ食べない場合はラップなどにくるみ冷蔵庫の野菜室などで保存。果皮に白っぽい粉が付着してますが、「ブルーム」といって新鮮な証拠なので召し上がる直前まで洗い流さないようにしましょう。
- 食べ方
- ぶどうは、肩の部分(枝がついていた方)が甘い傾向にあるので、下の部分から召し上がると甘みが強くなっておいしく召し上がれます。
- はしり
- 旬
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
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マスカット オブ アレキサンドリア
淡い黄緑色をした美しい果肉は、かぐわしい香りと食べ飽きることのない、さわやかな甘さが魅力。まさにぶどうの芸術品。
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シャイン マスカット
大粒でしまった果肉は高貴な香りと爽やかな甘さがいっぱい。種がなく皮ごと召し上がれるデザート感覚で人気のぶどうです。パキっとした食感が楽しめます。
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桃太郎ぶどう
「グザルカラー」と「ネオマスカット」を交配して誕生しました。果皮が薄く柔らかく種もないので皮ごと食べられます。果粒がクローバーに似たかわいい果実です。パリッとした食感が楽しめます。
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ピッテロビアンコ
別名レディースフィンガーとも呼ばれ、細長い果粒の形がとてもユニーク。果皮は緑色で酸味が少なくさわやかな甘み。果肉が締まっているため、皮ごと食すとコリコリした食感が楽しめます。
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キングデラ
「レッドパールデラウェア」と「アレキサンドリア」を交配して誕生しました。種なしで馴染み深いデラウェアの大粒タイプで、一粒が2倍くらいの大きさです。糖度が20度~23度くらいで大変甘みが強く、マスカットの香りのある種なしのぶどうです。
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ルビーオクヤマ
ブラジルの日本人の奥山氏がイタリアという品種の枝代わりを発見し栽培したのがはじまりです。果皮はルビー色があざやかで、強いマスカットの香り、顆粒は大粒で甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。果皮が薄く実にぴったりくっついていますので皮ごとお召し上がりになるのをおすすめいたします。外観も味も高級感のあるぶどうです。
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紫苑
赤系ぶどう(11月~12月出回り)の開発を行って、登場したのが晩生種の紫苑(しえん)です。1粒が大房になり甘みが強くとてもジューシーです。果肉は滑らかで舌触りが良く種無しですが、果皮が若干硬く、渋味が残りますので皮を剥いてお召し上がり下さい。
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ピオーネ
「巨峰」と「カノンホールマスカット」を交配して誕生しました。果皮は紫黒色で果粒が大きく、果肉が締まっているのが特徴。甘みと酸味のバランスがよく、濃厚でしっかりとした味わいです。
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巨峰
「センテニアル」と「石原早生」を交配して誕生しました。正式な品種名は「石原センテニアル」果皮は濃い紫黒色、淡い緑色でギュッとしまった果肉は糖度も高く独特の香りが魅力です。
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甲斐路
「フレームトーケー」と「ネオマスカット」を交配して誕生しました。マスカットの香り、コクと旨みを兼ね備え「赤いマスカット」とも呼ばれています。甘みが強く酸味が少ないぶどうです。
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ロザリオビアンコ
アレキサンドリアとロザキを交配して誕生しました。粒は大きく黄緑色で上品な甘みと食味が特徴。皮が薄いのでそのままお召し上がりいただけます。
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ナガノパープル
巨峰とリザマートを交配して誕生した新品種のナガノパープル。果皮が薄いため、渋みが少なくさっぱりとした甘みが特徴です。外見は巨峰によく似ていますが、ナガノパープルは種がなく、皮ごとお召し上がりいただけます。