片山安一さんと新宿高野のお付き合いは、本店BIフルーツギフトフロアでひとりじめ西瓜を販売した２００３年に始まりました。片山さんは６５歳で熊本JA鹿本・小玉部会４５名のリーダー的生産者で、４月～５月の出荷数が約３万玉。そのうち新宿高野での選抜品は５００玉程です。
ひとりじめ西瓜の特徴は、何と言っても「果肉のシャリ感と高糖度」です。夏に出回る大玉の西瓜や小玉西瓜に比べても、味や食感に品があります。片山さんが生産者としてアピールしたい点としては、関東圏の消費者の方々が今まで体験した事が無い「シャリ感」を味わっていただきたいこと。また小玉西瓜とひとりじめ西瓜の違いは、食感と高糖度、そして果皮の薄さです。小玉西瓜との栽培方法の違いで、一番のこだわりは「水を切ること」。出荷直近のひとりじめ西瓜の仕上げ技術として固体毎に根周りから余分な水分が補給されないようにして、果実にストレスをかけて「シャリ感」を最高レベルまでコントロールし、糖度も合わせて増加させる栽培技術だそうです。
そして苦労する点としては、果皮が３ｍｍ～５ｍｍに仕上げる難しさと、出荷時に割れないように１玉１玉検体する作業だそうです。地元では大変な人気のひとりじめ西瓜。やはり消費者の方々、仕入れのバイヤーから褒められることが一番嬉しいそうです。片山さん、是非これからも美味しいひとりじめ西瓜を作って、私達消費者を喜ばせてください！